| LLC(合同会社) |
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平成17年6月に成立した新会社法において、新しい会社組織が誕生しました。 LLCと呼ばれるアメリカ流の会社組織です。LLCは、Limited Liability Company の略語で「合同会社」と呼ばれています。
株式会社、有限会社を設立する場合、定款(会社の決まりごと)を作成して、公証人に認証してもらわなければいけません。 定款の認証は、全部で9万円かかり、株式会社は登記するときの収入印紙が15万円、有限会社は6万円かかってしまうのです。 LLCは、定款認証が不要(9万円が得する)なため、コスト削減になるのです。 登記するときの収入印紙は6万円かかりますが、それでも安いものです。 さらに、最低資本金制度がないため、1円から設立できて、将来ずっと1円のままでも良いのです。 さらに、合資会社、合名会社のような責任が重たい無限責任社員(もしものとき自腹を切る)がいないため、身軽な有限責任社員(株式会社の株主と同じです)だけでOKですので、便利な会社なのです。
設立手続 LLC(合同会社)を設立する場合、次の順序に従い進めていきます。 ① 会社の概要を決める A 会社名(商号)を決める(類似商号のチェックが不要) B 本店所在地を決める C 会社の事業目的を決める D 営業年度を決める ② 出資比率 損益分配を決める A 出資金額・出資比率 B 損益分配 C 代表 ③ 定款の作成(認証は不要) ④ 出資金額の銀行への払い込み ⑤ 法務局での設立登記 ⑥ 貸借対照表の作成 ⑦ 税務署、社会保険関係等の届出
損益配分 LLC(合同会社)は、1人で設立でき、将来、ずっと1人でもかまいません。 途中で、共同経営者にしようかと思う人がいたら、その人を社員(パートナー)にします。 そして、利益をパートナーと分配するようにすると、会社のモチベーション(やる気)が高まり、業績向上となるのです。 ただし、損益配分は、定款に定める必要がありますので、新しいパートナーが共同経営者となるたびに、利益配分を変更する場合、定款を変更して、ベストな利益配分を決めて行きます。
組織変更 会社の規模が大きくなると、株式会社にして資金調達する必要性が出てきます。 そのときでも、LLC(合同会社)から、株式会社に組織変更をすることができますので、自由が利く会社といえます。
税金・社会保険 LLC(合同会社)の税金は、株式会社、有限会社と同様に、法人税が課税され、従業員の給料は、取得税が源泉徴収されていきますので、今ある会社と同じです。 LLC(合同会社)は立派な会社(法人)ですので、当然、社会保険の加入義務が生じてきます。 従業員がいる場合、雇用保険、労災の加入して、健康保険、厚生年金に加入しなければいけないのです。 LLCの社員(経営者のこと)は、健康保険、厚生年金には加入できますが、労災、雇用保険には、原則、加入できません。 |



